前回のChiselネタではVCD波形の確認に使うGTKWaveのビルドについてをまとめた。
今回はChisel-bootcampの傍らで確認を始めているRISC-Vの実装の一つsodorの実行&解析環境を作る際にIntelliJ IDEAとsbtの扱いでハマった話を備忘のためにまとめてみる。
続きを読む明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年の目標は
なので、今年も引き続きChiselネタ多めでお送りしていく予定です。興味があればお付き合いください。
昨年末の記事ではWindowsのノートPCしか作業環境がなく、それをいいことにWindows上でのChisel-Bootcampの環境構築の手順を紹介してみた。
新年最初の記事ではついでにWindows上でChiselの開発環境を整えるには何をすればいいのかを調べてみたので紹介してみようと思う。
現在絶賛Chiselの勉強中で、そのためにChisel-Bootcampというものを使って文法を学んできた。
これまでは自宅のデスクトップPCで作業をしており、そちらはWindowsとLinux(Ubuntu16.04LTS)のデュアルブートになっているため、通常こういった開発系の作業はUbuntuを使って行っている。
そのため、Chiselの勉強に関してもこれまではUbuntu上に構築した環境で作業を行っていたが、実家帰省に伴い作業環境がWindows10のノートPCしかない状態である。
折角なので、Windows10環境にChisel-Bootcampを立ち上げてブログのネタにしてみようと画策したのが本記事だ。
前回のUltra96ネタでは、ボードのチュートリアルを一通り試してみて、付属のマイクロSDの環境やVivado&SDKを使うことで基本的な開発を行うことが出来る感触を得た。
今回はせっかくのZynqボードなので、PS領域のブートローダーやLinux環境を構築して、マイクロSDからブートするイメージを自分で立ち上げてみようと思う。
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